【明日は何の日?】
【明日は何の日?】
アーク鍼灸治療院カイロプラクティックオフィスより
院長の篠原裕之です
突然ですが 明日は何の日か知っていますか?
そう!
4/4は…
アーク鍼灸治療院カイロプラクティックオフィスの開設日です(笑)
今から13年前の4/4に
ここ吉川市に開設しました
なんと越谷レイクタウンと開設年が一緒だったようです
なぜ開設から13年という
不吉そうな数字!?で
こんな話をするかというと
私が独立する前に
務めていた吉川駅前の吉川温泉(ゆあみ)が
今年の1月一杯で閉館したからです
当初そこで出会った
職場の仲間や患者さん
「今どうしているのかな?」
「あのままずっと務めていたら今頃どうしたんだろう?」
などと思い出すきっかけになったからです
私はどちらかというと
今を生きるあるいは前に進むことに
エネルギーを注ぐことが多く
過去を顧みることがすくなかったため
思い出している内に
私が
治療家になった頃のことも思い出してしまいました
何を思いだしたかというと・・・
実は私は この仕事をしたくなかったんです!
えっ!
まさか?
と思われた方は
よろしければ何を思って
どんな思いでこれまで進んできたのかかいつまんで書いてみました
私は治療家歴32年延15万人以上、毎日予約のみで腰痛・肩凝り・膝痛だけでなくヘルニア・脊柱管狭窄症をはじめ座骨神経痛の方から大変喜んでいただける治療院になりました。
そんな中で循環器Dr.、歯科医師、看護学校教員看護師、現場で働く看護師さん、鍼灸マッサージの先生や接骨院の先生など多くの医療関係の方々から信頼をいただきご来院いただいております。
【私が真の治療家になったきっかけ】
私が慢性腰痛専門の鍼灸院を開設するまでに20年かかりました。
もっと早く開設することもできたのですが正直この仕事に情熱を向けることができなかったんです。
なぜなら私は視覚に障がいがあり、この職業以外の選択が出来る世の中ではなかった。そんな私が生きていくためにしかたなくマッサージの国家資格を取得したからです。
そしてそんな腑抜けたマッサージ師から真の治療家に変えたのは当時私が担当していた患者さんの「ありがとう」というたった一言の感謝の言葉でした。
私は目が見えないことでたくさんの人に助けられることはあっても誰かの助けになることはないと思っていました。
ですがこの時私もこの仕事なら「誰かの役に立つ」ことができるのかもと淡い気持ちを持ちました。
【旅立ち】
しかし、当時緩めることしか出来なかった私が様々なタイプの腰痛に対処するのは容易な事ではありませんでした。
施術が終わっても
「まだ痛いです」
「よけい痛くなりました」
と言われ「ありがとう」の言葉とは程遠く不甲斐なさと申し訳なさの気持ちでいっぱいでした。
そんなとき助け船を出してくれたのが私に治療家としての心得を教えてくれた一人目の師匠の言葉でした。
それは「篠原くん、東京で本格的にカイロプラクティックを学んできたらどうだろう!」という後押しでした。
確かに腰痛が治りづらい人は骨のゆがんでいる人が多いと思いましたし、私と出会った患者さんをもっとしっかり治せるようになり笑顔にしたいと1995年骨格の調整を学ぶため長野県から上京することにしました。
【開花】
そこから関節のゆがみ方、調整の仕方を夢中で勉強しましたそんな中レントゲンを見て診断するカリキュラムがあり目の見えない私は学べない壁にぶつかっていました 。
そのとき声を掛けてくださったのがカリフォルニア州から
講師として来日していたDr.カイロプラクターの称号を持つ二人目の師匠でした。
それは何かというと
「篠原さんは粘土で背骨を作ってみてください」という指示でした。
私は皆んなと同じ様に学べないことを悔しく思いましたが言われたことをやってみることにしました。
何度も何度も繰り返し骨模型を触り比べ細かなところまで再現していきました。
全て作り終わった頃驚くことが起こりました。
それは何かというと実際に人の体を触診すると
衣服を着ていても厚い脂肪 や筋肉があってもまるで
3D画像のように骨のゆがみを手に取るように感じ取ることが出来るようになっていたんです。
今思えばこの触る力は目の見えない私が
幼少の頃から手で触って確認してきたことで自然に身について来たものだと思います。
それを治療の手に開花させてくださったのが二人目の師匠だったんです。
この触る力は鍼灸の勉強にも役立ちました。
なぜならカラダの奥深くにある凝りを見つけるのもそこに鍼を命中させることも視力ではなく触る力だからです。
この頃になると学びながら臨床を続けていた私は腰痛 ・座骨神経痛 ・膝痛などの痛みを80%の確率で改善させることが出来るようになっていました。
【気づき】
自信が付いた私は2010年に埼玉県吉川市で慢性腰痛専門の「アーク鍼灸治療院カイロプラクティックオフィス」を開設
しかしそんな中、腰痛で通われていた一人の患者様がある日から突然お見えにならなくなったのです。
なぜ来院しなくなったのか?
私は心配になり一緒に通われていたご家族にお聞きしたところ「先生に毎回ほぐしていただき痛みなく安心して生活していたのですが、ある日いつもと違う痛みを訴えたため病院に検査をしてもらいに行ったんです。そしたらもう手術しかないと言われ今は入院している」と教えてくださいました。
そこで私は今までの治療の重大な過ちに気付いたのです。
それはどんな過ちかというと「痛みだけを楽にする治療」ということです。
なぜそれではだめなのか?
それは症状を良くするだけだと注射や薬と同じだからです。
その時は楽になりますが「なぜそこが痛くなったのか!
痛くならないようにするには何をすれば良いのか!」を
手当して行かなければこの患者さんのようにやがて体の芯まで傷んでしまうからです。
このことに気付かせてくれたのが私を頼って通ってくれた患者さんだったんです。
これをきっかけに私に根本療法の大切さを気付かせてくれた「この患者さんのようになってほしくない!手術をしなくてももっとこの手でできることがあるはずだ!」
何より私自身、眼の光を失ってから30年
手探りの生活の中 誰よりも体の不自由さを身にしみて体感しています。
身体はどこが欠けても不自由を感じます。
しかしながら多くの人は失ってから初めて
その「不自由さ」に気付くものです。
私自身も青い空、白い雲、四季折々に変化する風景、
親兄弟の顔など見えているときにもっと良く観ておけば良かった!という「後悔」
目の光を失ってから出会った妻や娘の顔は見ることができない
もっと目を大事にしておけば良かったという「後悔」
幾度となく柱にぶつかり足を踏み外し道に迷い、
車にはねられそうにもなるなど
数えれば切りが無いほど目が見えていれば!という
「不自由さ」を感じながら生活してきました。
だからこそあなたには慢性腰痛から足の痺れ、膝の痛みなど体が動かなくなり寝たきり介護生活になってからの
「後悔、不自由な思い」をして欲しくありません。
さらには今まで病院で診てもらっても「加齢に寄るものですね!湿布と痛み止めで様子を見てみましょう」と言われ続けられ悩まれている方を嫌と言うほど診てきました。
だからこそつらい症状で悩まれているあなたに
施術を受けていただき少しでも早く楽になってもらい
笑顔を取り戻し安心して体の不自由さから解放された生活を送っていただきたいと願っています。
アーク鍼灸治療院カイロプラクティックオフィスでは
[不自由から自由へ]という理念の元
「NO PAIN. NO LIFE.」
痛みのない生活を取り戻すために!
長年足腰の痛みや不快な症状で悩まれている方をMSM
「緩める 鍛える 使えるカラダへ」という手法を用いて毎月、最新の治療法を学びながら常に患者さま視点で改善し未来のあなたを寝たきり生活にさせたくない!という想いで施術を行っております。
最後までお読みいただき感謝致します。
ありがとうございました。